お役立ちコラム │ 簡単に自宅葬はできるのか?
COLUMNお役立ちコラム

GOTENBA
OYAMA
◆
SOUSAI CENTER
簡単に自宅葬はできるのか?
近年、葬儀の形は多様化し「住み慣れた我が家で、家族だけで静かに送りたい」「自宅葬なら簡単に、そして安価にできるのではないか?」というお問い合わせをいただくようになりました。
しかし、いざ「自宅葬」を検討し始めると、「ご近所に迷惑をかけずにできるのか?」「マンションでも可能なのか?」「自分たちだけで準備できるのか?」といった具体的な疑問や不安が次々と湧いてきます。
本記事では、御殿場・小山葬祭センターがプロの視点から、自宅葬の現実的なハードルや準備のポイント、そして「本当に簡単に行えるのか」という核心部分について詳しく解説します。後悔しないお別れのために、ぜひ最後までご一読ください。
自宅葬は本当に「簡単」に準備できるのか?
結論から言いますと、「精神的なハードル」は低いが「物理的・事務的な準備」は葬儀社なしでは非常に困難です。
自宅葬を「簡単」だと感じる理由は、移動の手間がなく、リラックスした環境で葬儀が行える点にあります。しかし、以下の項目を個人で行うのは現実的ではありません。
- ご遺体の搬送: ご遺体を自宅に迎え、火葬場まで搬送するための霊柩車の手配。
- 安置場所の確保: 祭壇を設置するための居室。部屋の片付け・搬入経路の確認
- ご遺体の安置: 適切な温度管理(ドライアイスの処置)。枕飾りの準備。
- 法的手続き: 死亡届の提出や火葬場の予約など、時間と専門知識が必要。
- 運営 : 参列者の動線を検討。返礼品・お料理の準備が必要。
- 近隣・参列者への配慮:車両や人の出入りや読経の音など、事前にお隣や近隣の方へ一言添えておく
自宅葬を行うためには「プロに任せる部分」と「自分たちで行う部分」を明確に分けることがポイントです。
マンションやアパートでも自宅葬は可能なの?
「うちは集合住宅だから無理だろう」と諦める必要はありません。以下の条件をクリアすれば可能です。
- エレベーターのサイズ: 棺(長さ 約180cm〜200cm)が水平に入るかどうか。
- 管理規約: 遺体の搬入や人の出入りに関する制限がないか。
- 近隣への配慮: 人の出入り、読経の声が迷惑にならないか。
自宅葬にかかる費用は、式場利用より安くなるの?
一般的には式場使用料がかからない分、費用は抑えられます。
ただし、以下のようなデメリットがあることも知っておいてください。「自宅葬は安くすむ」ということだけで、いざ始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔されるケースは少なくありません。今回は、あえて自宅葬の「過酷な現実」と「デメリット」を包み隠さずお伝えします。
自宅葬では、ご遺族さまに「休息の時間」はほとんどありません。
式場であれば、夜間はスタッフが管理し、ご遺族は宿泊室や自宅で身体を休めることができます。しかし自宅葬の場合、24時間、弔問客への対応に追われます。
ご自宅は「葬儀を行う設計」になっていないため不便
6~8畳以上のスペースを完全に空ける必要があり、部屋の片付けや家具の移動などの重労働をしなくてはいけません。またお茶出しをするためのキッチン、トイレなどあらゆる場所に人が行きかうためプライバシーもなくなります。
自宅葬をきっかけに近隣関係が悪化するケースは存在します
車での弔問が多くなるため、家周辺の路上停車や人の出入りが多くなるため騒音問題で苦情を言われる可能性があります。常に近隣から苦情が出ないように気を配り続ける必要があります。
費用が抑えられるという点を除けば、自宅葬はご遺族にとって「体力・精神力・近隣配慮」において、苦労を強いられる可能性が高くなると思います。
自宅葬を成功させるための3つのチェックリスト
ご自宅での葬儀を検討される際は、以下の3点をまず確認してみてください。
- スペースの確保:6畳以上の完全に家具がないスペースかどうか。
- 搬入経路:入口から安置場所まで、棺が通れる幅があるか。
- 家族・ご近所の同意:身内やご近所へ、自宅葬を行うことへの理解を得ておくこと。
【まとめ】自宅葬は安いが労力は数倍かかる
自宅葬は、故人さま、ご遺族さまが最もリラックスできる場所でお別れができる素晴らしい選択肢です。しかしながら、長年葬儀のをお手伝いしてきたプロの視点から申し上げますと、現代において自宅葬を「安易に、簡単に」選ぶことは、ご家族にとって非常に大きな負担とリスクを伴います。
「葬儀費用が心配で自宅葬を考えている」とお考えの方、まずは弊社の「低価格な安心な葬儀プラン」と比較してみてください。自宅葬を行うための時間や労力を考えると、式場を利用した方がトータルでの満足度が高いことがほとんどです。
後悔する前に、まずは一度ご相談ください。